尼崎市の南部は海に近く、塩害や湿気の影響を受けやすい地域です。
大川工務店では、このような地域特性も考慮し、建物の耐久性を高める工夫を標準仕様としています。

まず、基礎から構造材まで徹底した防腐・防蟻処理を実施。
木造住宅にとって大敵となるシロアリや腐朽菌から建物を守り、長く安心して暮らせる環境を整えています。
一般的に目に見えない部分ほど劣化が進みやすいため、施工時点で確実に対策を施すことが重要だと考えています。

さらに、内部結露を防ぐために「通気層工法」を採用。
外壁の内側に空気の通り道を設けることで湿気を外に逃がし、壁体内での結露を防止します。
これにより、断熱材の性能低下やカビの発生を抑え、住まいの耐久性と快適性を両立させています。

また、将来の維持管理を見据えて点検口を随所に設置。
配管や構造部材の状態を定期的に確認できるようにすることで、早期発見・早期修繕が可能となり、大規模なリフォームや修繕コストの発生を抑えることにつながります。